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シロバナノヘビイチゴ

山地の草原に群生する花
 八ヶ岳の頂上部や奥秩父の十文字峠、甲武信ヶ岳を目指す時、登山口でよく見かける花である。多くの人は足早に通り過ぎるが、林道や草原で群生するようすは好きな被写体の一つだ。
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シロバナノヘビイチゴ(バラ科)Fragaria nipponica 白花の蛇苺 別名 モリイチゴ
 本州(宮城県~中部地方)、屋久島に分布、山地帯から高山帯下部の日当たりの良い草原に生える。長い匐枝が地をはい、3小葉からなる葉は根生する。小葉の側脈はくぼみ、よく目立つ。花の大きさは径1.5-2㎝。果実は赤く熟し径約1㎝。食用栽培種オランダイチゴ F. ananassaとは同属で、果実は食べることができる。味覚には個人差があるので、本種の果実の評価については十人十色という感じがする。(2017.6.11)

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コメント 2

松田

おはようございます。
先日、白駒池までウスバスミレを撮りに行ってきました。標高2000m
付近のメルヘン街道沿いでは、今回の写真と同じようにシロバナノヘ
ビイチゴの群落が見頃でしたけど、写真を撮っているのは私くらいな
ものです。
窓の外は梅雨の晴れ間。恨めしく眺めながらの執務です。
by 松田 (2017-06-20 09:42) 

hanameguri

コメントありがとうございます。
お勤めご苦労様です。梅雨の晴れ間といっても、雨が少ないので山野はよく乾いています。適当なお湿りがないと自然のものとはいえ、植物にも影響がありそうです。
ウスバスミレはいかがでしたか。昨年が異常に早かったので、花期の予想が難しいですね。
by hanameguri (2017-06-20 14:41) 

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