カツラ
立夏
二十四節季にふさわしい天候となった。今日は趣を変えて巨木の写真である。広大な奥秩父の山々は谷が深く簡単に入ることができない。埼玉県森林科学館という施設があり、彩の国ふれあいの森を活用したイベントが行われている。通常閉鎖されている森林管理道は、イベントに参加することで入ることができる。
二十四節季にふさわしい天候となった。今日は趣を変えて巨木の写真である。広大な奥秩父の山々は谷が深く簡単に入ることができない。埼玉県森林科学館という施設があり、彩の国ふれあいの森を活用したイベントが行われている。通常閉鎖されている森林管理道は、イベントに参加することで入ることができる。
カツラ(カツラ科)Cercidiphyllum japonicum 桂
日本各地に分布、街路樹や公園樹としても植栽される。自生地はブナ帯といわれる冷温帯林の渓流沿いである。生長すると主幹が折れて、株立ちするものが多い。秋になると黄葉が美しく、落葉はほんのりと甘い香りがする。
写真のカツラは秩父市中津川(旧大滝村)の「中津・西沢大カツラ」。樹高36m、幹周り13.4mと表示されている。この周囲にはこれに準ずるカツラやシオジの巨木が何本も生えている。奥秩父の特徴的な風景の一つであるが、ここにも鹿による食害が忍び寄っている。(2017.5.5)
2017-05-05 16:11
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