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オオバキスミレ [スミレの仲間]

黄色のスミレと美しい日本の原風景
 アズマシロカネソウを撮影後、雪国の黄色のスミレが見たくなった。秩父地方で黄色のスミレ(キバナノコマノツメ)を見るためには、2000m級の亜高山帯に行かなければならない。雪国では種は異なるが、人里でふつうに見ることができる。
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オオバキスミレ(スミレ科)Viola brevistipulata subsp. brevistipulata 大葉黄菫
 北海道、本州(北部~近畿地方北部の日本海側)に分布、多雪地帯の山地に生え、しばしば大群落をつくる。環境への適応の幅が広く、各地に様々なタイプがある。その実態は非常に複雑で、分類は難しい。多くの亜種、変異間で中間型があるという。細かいことは苦手なため、単純にオオバキスミレとする。和名の由来どおり、大きな葉のスミレである。

 何度も見ているスミレであるが、2~3段目にある風景が見たくてこの地を選んだ。中越地震(2004年10月23日)で大きな被害を受けた地域である。標高は200~600mほど、地域一帯は幾つもの起伏があり、道は細く曲がりくねっている。地震直後、多くの道が寸断されてことを想像すると、当時の住民の心労は計り知れない。(2017.5.3)

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