マルバスミレ [スミレの仲間]
マルバスミレ(スミレ科)Viola keiskei 丸葉菫
サクラソウを撮影している時、足下の白いスミレに気づいた。沢沿いなのでヒカゲスミレと思ったが、すぐに別のスミレであることが分かった。
葉や葉柄には毛があることから別名ケマルバスミレという。本州、四国、九州に分布、丘陵地や山地の半日陰や明るい落葉樹林下に生える。
いがりまさし氏は「日本のスミレ」で、本来マルバスミレという名はケマルバスミレの無毛品にあてられたものだが、無毛品は極めてまれであることから、両方を含めてマルバスミレと呼ぶようになった。さらに、側弁にけがあるものとないものがあり、有毛のものをヒゲケマルバスミレ f. barbata 髭毛丸葉菫という、と述べている。写真の個体の側弁には毛があるが一般的な和名とした。(2017.4.27)
【参考文献等】
いがりまさし写真・解説 『山渓ハンディ図鑑6 日本のスミレ』(1996)山と渓谷社
米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://ylist.info
サクラソウを撮影している時、足下の白いスミレに気づいた。沢沿いなのでヒカゲスミレと思ったが、すぐに別のスミレであることが分かった。
葉や葉柄には毛があることから別名ケマルバスミレという。本州、四国、九州に分布、丘陵地や山地の半日陰や明るい落葉樹林下に生える。
いがりまさし氏は「日本のスミレ」で、本来マルバスミレという名はケマルバスミレの無毛品にあてられたものだが、無毛品は極めてまれであることから、両方を含めてマルバスミレと呼ぶようになった。さらに、側弁にけがあるものとないものがあり、有毛のものをヒゲケマルバスミレ f. barbata 髭毛丸葉菫という、と述べている。写真の個体の側弁には毛があるが一般的な和名とした。(2017.4.27)
【参考文献等】
いがりまさし写真・解説 『山渓ハンディ図鑑6 日本のスミレ』(1996)山と渓谷社
米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://ylist.info
2017-04-29 22:27
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