コウヤボウキ [キクの仲間]
午後、時間があいたので近くの丘陵地に立ち寄った。花の数も減り、晩秋を思わせる。日当たりのよい落葉樹林の山道にはキク科の花が咲いているが、多くが終わりかけで被写体に向かない。
コウヤボウキ(キク科の小低木)は疎らな花つきで撮り難い植物である。良く下刈りをして管理された林のものはなおさらである。写真の株は鹿除けのネットに隣接して下刈りから逃れたものである。花付きも良く、絶好の被写体である。撮影技術が上手であればもっと良い写真になっただろう。
高野山では、昔は竹を植えることを禁じていたのでこの枝から箒を作ったことからこの名ができた。京都の伏見では、酒造りの泡落としに用いた。(抜粋「日本の野生植物」:平凡社) (2016.10.19)
2016-10-19 17:00
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