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アズマギク [キクの仲間]

3種めのアズマギク
 ジョウシュウアズマギクに続いてミヤマアズマギクを取り上げたので,8年前に写したアズマギクも合わせて比較した。花にピントを合わせ,深度の浅い写真なので花茎や葉に生える毛は不鮮明であるが,元画像を拡大するとミヤマアズマギクに似ている。海抜10m足らずの海沿いの草原で写した。この個体は葉がやや厚く光沢もある。
azumagiku.jpg
アズマギク(キク科)Erigeron thunbergii subsp. thunbergii 東菊
 本州(中部地方以北)に分布,温帯~暖帯の平地~山地の乾いた草原に生える多年草。短い地下茎をもつ。ロゼット葉から花茎を1-数本出し,花茎は高さ10-37㎝,密に毛がある。根出葉はへら形,長さ4.5-8㎝,幅1-2㎝,円頭,基部へしだいに細くなり,全縁または微凸鋸歯を散生し,縁に毛があり,やや厚い。花を着ける茎の根出葉は開花時に生きており,長さ1.8-3㎝,花茎の葉は狭長楕円形または線形で長さ1-3㎝,幅2-5㎜,縁に長軟毛がある。
 花期は4-6月。頭花は単生し,径3-3.5㎝,総苞は半球形,長さ8㎜,総苞片は3列あり,等長で,狭披針形,幅1㎜,鋭尖頭,背部に長軟毛がある。舌状花は雌性,多数で3列,舌部は青紫色で長さ15㎜,幅1.5㎜。花柱の枝の先は扁3角形。筒状花は両性で黄色。冠毛は帯赤色。(2015.5.1)


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