SSブログ

ジョウシュウアズマギク [キクの仲間]

上越国境の固有種
 母種ミヤマアズマギク subsp. glabratus は,各地の高山帯で分化が見られて幾つかの変種に分けられる。前回のダイモンジソウとは異なり,この仲間は細かく区別されている。
 本変種は谷川岳,笠ヶ岳,至仏山の蛇紋岩地に分布,母種と比較すると花茎の葉にはほとんど毛は見られなかった。花茎や葉に残るわずかな毛は長短様々で,種々の毛の」という変種名glabratus に相応しい
joushuuazumagiku.jpgjoushuuazumagiku2.jpg
ジョウシュウアズマギク(キク科)Erigeron thunbergii subsp. glabratus var. heterotrichus 上州東菊
 本州(群馬・新潟県境)に分布,母種ミヤマアズマギクの1変種。蛇紋岩地に生育する多年草。
 茎は叢生して高さ10-20㎝。根生葉は細いへら形。花茎の葉は互生し,線形で幅2-5㎜,ほとんど無毛。
 花期は7月。花茎に1個の花を頂生する。花茎は暗褐色で長短の毛が混じり合う。
(2023.7.7)


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。