SSブログ

タニウツギ

分布域は日本海側
 米どころでは田植えの時期に花が咲くことから田植え花と呼ぶ地方もあるという。日本海側の平地から山地まで広く分布する。開花期は新緑の季節で淡紅色の花がより一層映える。ウツギ(アジサイ科)という名があるが別の仲間(スイカズラ科)である。
taniutsugi.jpgtaniutsugi2.jpg
タニウツギ(スイカズラ科)Weigela hortensis 谷空木
 北海道西部・本州(主に日本海側)に分布,山地の谷沿いなどに生える落葉小高木。下部からよく分枝して株立ちになり,高さ5mほどになる。樹皮は灰褐色,縦に裂けて剥がれ落ちる。
 葉は対生し,葉身は長さ4-10㎝,幅2-6㎝の卵状楕円形,鋭尖頭,基部は円形~広い楔形。葉縁は細かい鋸歯がある。葉裏は全面に白い毛があるが,特に脈の両側に密生し,脈上には少ない。葉柄は3-10㎜,有毛で赤みを帯びる。
 花期は5-6月。枝先や上部の葉腋に桃紅色~紅色花を2ー3個ずつ着ける。花冠の長さは2.5-3.5㎝の漏斗形で先は5裂する。果実は蒴果。(2023.6.18)


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。