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ノボロギク [キクの仲間]

小春日和続く
 落ち葉が舞う季節となり,在来種の花はほとんど見られなくなった。この季節,自宅近くの河岸段丘崖では春を思わせるような景色(写真A~D)が広がる。斜面では平面よりも太陽光の角度が高くなり,さらに湿り気もある。今年は降霜も少なく一部(写真D)ではホトケノザ,ヒガンバナ,ヨウシュヤマゴボウなども生き生きしていた。手入れの乏しい果樹畑ではノボロギクの大群落(写真E)が広がっていた。
 ※ 写真は上から順にA~E
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ノボロギク(キク科)Senecio vulgaris 野襤褸菊
 ヨーロッパ原産で世界中に帰化している1年草または越年生草本。茎はやや多汁でまばらに毛があり,よく分岐して高さ50㎝ほどに達する。
 葉は広線形で不規則に深裂し,無柄で互生し,基部は耳状に茎を抱く。
 茎の上部に長さ約8㎜の黄色の筒状花よりなる頭状花を年間を通して着ける。痩果には白色毛状の冠毛がある。
 明治年間の初期に帰化し,その後全国に広がった。至る所に発生し,湿り気のある畑地などでは強害雑草となっている。(2022.11.22)


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