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ヒメジソ

令和元年東日本台風から3年
 秩父地方を貫流する荒川の中流域には旧流路が小さな沼となって残っている。記録的な雨量を記録した2019年台風19号では洪水となり,旧流路も多くものが洗い流された。その後3年が経過,小さな沼には水辺の植物が再び根付いてきた。
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ヒメジソ(シソ科)Mosla dianthera 姫紫蘇
 北海道~沖縄に分布,やや湿った日当たりの良い場所(山野の林縁や道端,水田の畦,湿地)に生える1年草。
 茎は直立,よく分枝して高さ20-60㎝,茎は4角で稜に下向きの短毛があり,節に白毛がある。
 葉は卵形~広卵形でやや薄く,4-6個の鋸歯があり鋭頭,長さ2-4㎝,幅1-2.5㎝,無毛,または圧毛を散生する。葉柄は1-3㎝。
 花期は9-10月。花は約4㎜,花冠は白色でわずかに淡紅色を帯びる。萼は長さ2-3㎜,果時には約5㎜となり,疎らに毛がある。上唇の歯は広く鈍頭。分果は卵円形で長さ約1.2㎜。(2022.9.21)


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