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ルリソウ

越後瑠璃との比較
 エチゴルリソウの母種であることから両種を比較したいと考えていた。積雪量は別として生育する環境は類似(やや湿った落葉樹林下,日当たりの良い斜面など)している。しかし,図鑑の検索に示されているように分果(4つに分かれた果実)にならなければ正確な同定はできない。分果を比較するという新たな課題が生まれた。
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ルリソウ(ムラサキ科)Nihon krameri 瑠璃草
 北海道・本州中部以北に分布,山のやや湿った落葉樹林の林床に生える多年草。茎は直立して高さ10-40㎝,開出毛が多く,下部の茎葉は根出葉よりも大きくなり,長さ6-12㎝,幅2-4㎝。
 花期は4-6月。花序は頂生し,基部で2分する。花は0.5-1.5㎝の柄があり,径1-1.5㎝,青色~青紫色,希に白色。萼は花時約3㎜,花後5-8㎜に伸びる。分果は径約3㎜。背面が環状に肥厚し,縁に鉤刺が並ぶ。(2022.5.19)

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