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コウホネ

水面から突き出る水上葉
 水生植物が生える小さな池に出くわした。生き生きした葉の様子から,周辺の森林から流れ込む水に必要十分な養分を含んでいるものと思われる。
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コウホネ(スイレン科)Nuphar japonica 河骨,川骨
 北海道西南部~九州に分布,浅い池や沼,または小さな流れに生え,ときに観賞用に栽培される多年草。地下茎は太く地中を横に這い,白く,河骨と呼ばれる所以であろう。茶褐色の葉痕が目立つ。水上用は水の上に抜き出る。水上用は長卵形,長さ20-30㎝,幅7-12㎝,表面は無毛,裏面は若い時に少し毛がある。葉柄は中実。花期は6-9月。花の径4-5㎝,黄色だが萼片は花後,緑色が強くなる。花糸と葯は同長。茎を乾燥したものを川骨(せんこつ)と呼び,薬用にする。(2021.7.30)


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