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オオバギボウシ

若葉はウルイ
 若葉は山菜として食用となり,栽培されることもある。新芽の頃は,毒草のバイケイソウやコバイケイソウと似ているので注意が必要だ。人家周辺のものは栽培種の可能性があるので,人里から離れた2箇所で撮影した。岩場の個体(写真A,B)は別種と疑って写した。葉の様子から判断して同種とした。
 ※ 写真は上から順にA~D
oobagiboushi.jpgoobagiboushi2.jpgoobagiboushi3.jpgoobagiboushi4.jpg
オオバギボウシ(クサスギカズラ科)Hosta sieboldiana var. sieboldiana 大葉擬宝珠 別名 トウギボウシ
 北海道西南部~九州に分布,山地の湿った林内や草原など生える多年草。葉は卵形または卵状楕円形,根生して長い柄があり,基部は深い心形,長さ30-40㎝。葉の裏面は淡緑色,ときにやや白緑色になり,裏面の脈は隆起する。側脈は9-12脈。花期は6-8月上旬。花茎は高さ50-100㎝,葉より低いものから高いものまである。花筒は長さ4-5㎝あり,白色または淡紫色,ときに淡紅紫色を帯び,透明線は広筒部にある。地理的亜種または変種とする考え方もある。クロンキスト及びエングラー分類体系ではユリ科として分類されている。(A,B:2021.7.16 C,D:2021.7.13)

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