ヌマトラノオ
雑種の確認
時折訪れる谷津にヌマトラノオが群生している。10m足らずの所にオカトラノオも生えていることから,イヌヌマトラノオ(オカトラノオとヌマトラノオの雑種)の可能性も考えていた。ここではオカトラノオの花期がヌマトラノオに比べて約2週間早いが,わずかに咲き残りもみられた。花の見頃をねらって訪れ,数株を抽出して特徴を確認したが,雑種の形跡は見られなかった。
時折訪れる谷津にヌマトラノオが群生している。10m足らずの所にオカトラノオも生えていることから,イヌヌマトラノオ(オカトラノオとヌマトラノオの雑種)の可能性も考えていた。ここではオカトラノオの花期がヌマトラノオに比べて約2週間早いが,わずかに咲き残りもみられた。花の見頃をねらって訪れ,数株を抽出して特徴を確認したが,雑種の形跡は見られなかった。
ヌマトラノオ(サクラソウ科)Lysimachia fortunei 沼虎の尾
本州~九州に分布,湿地に生える多年草。横に這う地下茎から直立する地上茎を出し,高さ40-70㎝になる。茎は円柱形で,点状の毛が散生する。葉は互生し,披針形または倒披針状長楕円形で,先は短く尖り,基部は狭くなって柄はなく,両面ほとんど無毛,長さ4-7㎝,幅1-1.5㎝,葉肉内に淡色の腺点が散らばる。花期は7-8月。茎の先に総状花序を伸ばす。花序は直立して一様に密に花を着け,長さ10-20㎝。苞は線形。花柄は短く3-5㎜。萼は5裂し,裂片は狭卵形で先は円く,背面に腺点がある。花冠は白色で5裂し,径5-6㎜,裂片は倒卵形で先は円い。(2021.7.7)
本州~九州に分布,湿地に生える多年草。横に這う地下茎から直立する地上茎を出し,高さ40-70㎝になる。茎は円柱形で,点状の毛が散生する。葉は互生し,披針形または倒披針状長楕円形で,先は短く尖り,基部は狭くなって柄はなく,両面ほとんど無毛,長さ4-7㎝,幅1-1.5㎝,葉肉内に淡色の腺点が散らばる。花期は7-8月。茎の先に総状花序を伸ばす。花序は直立して一様に密に花を着け,長さ10-20㎝。苞は線形。花柄は短く3-5㎜。萼は5裂し,裂片は狭卵形で先は円く,背面に腺点がある。花冠は白色で5裂し,径5-6㎜,裂片は倒卵形で先は円い。(2021.7.7)
2021-07-14 06:00
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