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イボタヒョウタンボク

フォッサ・マグナ要素植物
 数年前,別の植物を探している時に偶然見つけた。スイカズラを小さくしたような残り花が印象的だった。花期を合わせて,ちょうど見ごろの花を狙い通りに写すことができた。
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イボタヒョウタンボク(スイカズラ科)Lonicera demissa var. demissa 水蝋瓢箪木
 本州(埼玉・山梨・長野・静岡県)に分布,富士山,八ヶ岳,赤石山脈などの標高1000-2000mの山域にに見られる落葉低木。よく分枝して茂り,高さ1-4mになる。若い枝は紫褐色で短毛がある。髄は早くからなくなり,枝は中空になる。葉は対生で,長さ2-5㎝,幅1-2㎝の長楕円形。先は鈍頭で短く尖り,基部は楔形。縁は全縁で,両面とも軟毛がある。裏面の脈上と葉柄には開出する短軟毛が密生する。花期は5-6月。枝先の葉腋に長さ5-15㎜の花柄を出し,淡黄色の花を2個ずつ着ける。2唇形の花冠は長さ約1㎝,上唇は4裂で長さ6-8㎜,線形の下唇は約2㎜。果実は液果(直径4-8㎜)で9-10月に赤く熟す。有毒。(2021.5.31)

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