ヘラオオバコ
自然公園内の帰化植物
埼玉県中央部の荒川土手で縦列に咲く花を見たのが最初,花茎を伸ばし路肩に群生する様子に驚いた。約40年前のことである。在来種オオバコは轍に沿って生えるが,本種は踏みつけには弱いようだ。
写真は公園管理事務所付近に生えていたものを写した。白色の雄しべが下から上へ輪状に咲上がり,花は雌性先熟と思われる。
埼玉県中央部の荒川土手で縦列に咲く花を見たのが最初,花茎を伸ばし路肩に群生する様子に驚いた。約40年前のことである。在来種オオバコは轍に沿って生えるが,本種は踏みつけには弱いようだ。
写真は公園管理事務所付近に生えていたものを写した。白色の雄しべが下から上へ輪状に咲上がり,花は雌性先熟と思われる。
ヘラオオバコ(オオバコ科)Plantago lanceolata 箆大葉子
ヨーロッパ原産で世界中に帰化している多年草または1年生草本。道ばた,荒地などにごく普通に見られる。短縮した根茎から長さ30㎝ほどになる広線形~倒披針形の葉を多数出す。葉の縁は全縁で,通常波打ち,葉柄や葉身には毛がある。花期は5月。高さ50㎝ほどの花茎を多数出して,その先に4裂した花冠のある小型の花を密に着けた長さ8㎝ほどの円柱形の穂をつける。江戸時代末期に渡来したとされ,その後北海道から沖縄まで広く帰化した。(2021.5.24)
ヨーロッパ原産で世界中に帰化している多年草または1年生草本。道ばた,荒地などにごく普通に見られる。短縮した根茎から長さ30㎝ほどになる広線形~倒披針形の葉を多数出す。葉の縁は全縁で,通常波打ち,葉柄や葉身には毛がある。花期は5月。高さ50㎝ほどの花茎を多数出して,その先に4裂した花冠のある小型の花を密に着けた長さ8㎝ほどの円柱形の穂をつける。江戸時代末期に渡来したとされ,その後北海道から沖縄まで広く帰化した。(2021.5.24)
2021-05-29 06:00
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