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ヘラオモダカ

3個ずつ枝を輪生
 3個ずつ枝を輪生する様子に惹かれて何度も写してきたが,相変わらず不明瞭な写真しか撮れない。単性花をつけるオモダカ属Sagittaria とは別の仲間で,サジオモダカ属Alisma に属する。同属のトウゴクヘラオモダカは最下段の枝が2であること,サジオモダカは葉の形が異なることで区別するようだ。
heraomodaka.jpgheraomodaka2.jpg
ヘラオモダカ(オモダカ科)Alisma canaliculatum 箆面高
 北海道~沖縄に分布,水田や浅い池に生える多年草。根茎は短く,多くのひげ根がある。葉は混生し,葉柄がある。葉身は披針形で全縁,毛がなくて,長さ10-30㎝,幅2-4㎝で,基部はしだいに細くなり,葉柄との境が明瞭でない。花期は8-10月。直立する花茎を出し,高さ40-130㎝にもなる。花茎は3個ずつの枝を輪生し,枝の基部には小さい苞がある。枝はさらに3個ずつの小枝を輪生する。これを繰り返し,先端に多数の両性花をつける。 (2020.8.25)

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