シラヒゲソウ
髭状の5花弁に黄色の腺体
ウメバチソウ属Parnassia の花は5数性といわれている。雄蕊は10個あるが,そのうち花弁と対になる5個は仮雄蕊と呼ばれる。シラヒゲソウの仮雄蕊は3深裂し,各先端には小球状の黄色の腺体(写真下)がある。クロンキストやエングラー分類体系ではユキノシタ科に位置づけられている。
ウメバチソウ属Parnassia の花は5数性といわれている。雄蕊は10個あるが,そのうち花弁と対になる5個は仮雄蕊と呼ばれる。シラヒゲソウの仮雄蕊は3深裂し,各先端には小球状の黄色の腺体(写真下)がある。クロンキストやエングラー分類体系ではユキノシタ科に位置づけられている。
シラヒゲソウ(ニシキギ科)Parnassia foliosa var. foliosa 白髭草
本州・四国・九州に分布,山地の湿地に生える多年草。短い根茎があり,3-8個の花茎と数個の長い柄のある根出葉を束生する。花茎には4-6(ー8)個の無柄で多少茎を抱く葉をつける。葉は広卵形で,基部は深い心形,先端は円形で凸端に終わり,長さ幅ともに1.5-4㎝。花期は8-9月。高さ15-30㎝の茎頂に1個花をつける。花の径は2-2.5㎝。花弁は卵形で長さ9-12㎝,縁は糸状に細裂する。 (2020.8.25)
本州・四国・九州に分布,山地の湿地に生える多年草。短い根茎があり,3-8個の花茎と数個の長い柄のある根出葉を束生する。花茎には4-6(ー8)個の無柄で多少茎を抱く葉をつける。葉は広卵形で,基部は深い心形,先端は円形で凸端に終わり,長さ幅ともに1.5-4㎝。花期は8-9月。高さ15-30㎝の茎頂に1個花をつける。花の径は2-2.5㎝。花弁は卵形で長さ9-12㎝,縁は糸状に細裂する。 (2020.8.25)
2020-09-01 06:00
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