SSブログ

ミズタマソウ

果実は「くっつき虫」
 自宅から数㎞離れた休耕田の水路脇で,目立たない小さな花を見つけた。カメラを三脚に据えて拡大して見ると,ミズタマソウ属Circaea であることが分かった。似たものにタニタデ,ウシタキソウなどがあるので種の特徴を意識して写したつもりである。花を拡大するとなかなか面白い花だ。和名は丸い果実についている毛が,水玉のように見えることに因る。
mizutamasou.jpgmizutamasou2.jpg
ミズタマソウ(アカバナ科)Circaea mollis 水玉草
 北海道~九州に分布,山地の木陰などに生える多年草。茎は高さ20-50㎝で,下向きの細毛がある。節は赤褐色を帯びることが多い。葉は長卵形~卵状長楕円形で先は尖り,基部はくさび形,長さ5-13㎝,幅2-4㎝,縁に低鋸歯があり,葉柄の長さ1-4㎝。花期は8-9月。茎の先や上部の葉腋から花序を出し,白色または淡紅色の小さな花をつける。花は2数性で,萼,花弁,雄しべはいずれも2個,子房は下位でかぎ状の毛が密生する。 (2020.8.16)

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。