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ハハコグサ [キクの仲間]

春の七草4種目
 「梅雨のはしり」であろうか,重苦しい世相に追い打ちをかけるような天候が続いた。まもなく深緑の候を迎える時に春の七草は少し違和感を感じるが,つい最近まで散歩コースの至る所で見ることができた。秩父盆地内に留まったままなので,掲載するのは道ばたの植物に限られる。すっきりとした写真に心掛けたが,全草に綿毛が多いせいか思うような写真にならない。
 秩父市内の感染者はこれまでに2名,感染者は約2箇月間ゼロ。5町村にいたっては岩手県同様である。隣接県の山間部へ出かけてもおそらく問題はないだろうが,他県の方が「埼玉県ナンバー」を見ればどう思うだろうか。そんなことを想像するとやはり自粛せざるを得ない。
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ハハコグサ(キク科)Pseudognaphalium affine 母子草 別名 ホウコグサ,オギョウ(御形)
 日本全土に分布,道端や畑などに普通に見られる1-2年草。草丈は15-40㎝。茎葉は長さ2-6㎝,幅0.4-1.2㎝へら形または倒披針形。茎の先は短く枝分かれし,枝先に小さな頭花を多数つける。花期は4-6月,総苞は長さ約3㎜球状鐘状。総苞片は淡黄色。ハハコグサの仲間は,頭花の中心に少数の筒状両性花,まわりに多数の細い糸状の雌花,をつけてどちらも結実する。
 全草に綿毛が多く,冠毛が「ほおけだつ」ことからホウコグサと呼んだという。学名には4つのシノニムsynonymがあるが「植物和名ー学名インデックスYList」の標準の学名ステイタスにしたがった。(2020.5.9)

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