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オトメスミレ [スミレの仲間]

2020スミレ2
 「個体数が多く,適応の幅も広いだけに,変異が多く,様々なタイプが知られている」というタチツボスミレ,本種もその一つ。これまでオトメスミレと思われるスミレを何度も見てきたが,ようやく典型的なタイプに出会うことができた。距に紫色を残すタチツボスミレの白花タイプで,名にふさわしい個体である。
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オトメスミレ(スミレ科)Viola grypoceras f. purpurellocalcarata 乙女菫
 タチツボスミレの距に紫色を残す白色品。牧野富太郎氏が箱根の乙女峠で発見したもので,各地で見つかっている。遺伝的にもかなり安定しているようで,一度見つけた所に同じように咲いていることが多いといわれている。(2020.4.8)

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