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オランダミミナグサ

自宅での花巡り
 4月7日,埼玉県にも緊急事態宣言が発令され,外出自粛が求められている。人とほとんど出会うことのない「花巡り」であるが,自宅周辺や人影のない丘陵地の散歩程度に留めている。 「芝桜まつり」で賑わう時期であるが,中止のため明らかに人出は少ない。それでも昨日土曜日には,B級グルメ店での行列,平日より多い県外ナンバー車,などを見かけて不安になった。
 在来種のミミナグサに比べて茎が暗紫色を帯びないというが,この個体にはその特徴が見られない。花柄が短く,密に花がつく,ことなどから帰化種とした。花が閉じていることが多く撮影にはタイミングを要した。
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オランダミミナグサ(ナデシコ科)Cerastium glomeratum 和蘭耳菜草
 ヨーロッパ原産の越年生草本,水田の裏作,畑地,草地,荒れ地,道端など全国至るところに生える。茎は直立~ 斜上し,株になって高さ10-30㎝。腺毛が多く,いくらか粘った感じがする。葉は対生,やや淡緑色,一般に幅が広い。花柄は萼片と同長,または短い。種子繁殖する。秋に発芽し,花期は翌年の3-5月。
 明治末期に牧野富太郎氏がはじめて気づき,その後急速に広がった。(2020.4.9)

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