SSブログ

コミヤマハンショウヅル

北東北地方蛇紋岩地の貴重種4
 学名からも分かるようにミヤマハンショウヅルに良く似ているが,葉を比較して分類する。コミヤマハンショウヅルの葉は1回3出複葉,一方のミヤマハンショウヅルは2回3出複葉である。
komiyamahanshouduru.jpgkomiyamahanshouduru2.jpg
コミヤマハンショウヅル(キンポウゲ科)Clematis alpina subsp. ochotensis var. fauriei 小深山半鐘蔓
 東北地方の高山に分布,落葉性で木本性のつる植物。小葉はふつう深裂する。花期は6ー8月,花は新しい枝に頂生し,鐘形で下向きに咲く。花弁状の萼片は4枚,卵形で先は尖り,長さ2.5ー3.5㎝,紫色で縁には白毛がある。花弁は多数あり,ヘラ形で細い毛があり,蜜を分泌しない。花弁は雄蕊の葯が退化して,花糸が広がったもので,内部のものほど雄蕊に近くなる。(2019.7.9)

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。