ギンバイソウ
先端が2浅裂しない葉
ギンバイソウの葉は独特で花期でなくても比較的見分けやすい。ところがこの個体には特徴的な葉が少なく,少々疑問をいだきながら証拠として撮影した。帰宅して調べたが,花は間違いなくギンバイソウである。
ギンバイソウの葉は独特で花期でなくても比較的見分けやすい。ところがこの個体には特徴的な葉が少なく,少々疑問をいだきながら証拠として撮影した。帰宅して調べたが,花は間違いなくギンバイソウである。
ギンバイソウ(アジサイ科)Hydrangea bifida 銀梅草
本州(関東以西)~九州に分布,樹林におおわれた沢沿いの斜面に生える。地下茎は肥厚して斜上する。地上茎は直立して分枝せず,高さ40-70㎝に達し,全体にあらい毛がある。葉は広倒卵形~広倒披針形,長さ10-20㎝,幅6-12㎝で,柄は1-10㎝。茎の上部にふつう2-4対の葉が対生する。葉の基部は葉柄に沿下し,先端は2つに浅裂し,縁には先が芒状となる鋸歯があり,両面に粗い毛を散生する。茎の下部には鱗片状に退化した数対の葉がある。花期は7-8月,花序は頂生し,普通10-20対の花からなり,はじめは数個の苞に包まれて球状をしている。中性花は少数で,3(まれに2)個の卵形で白色はたは淡紅色の花弁状をした萼片よりなる。両性花はふつう白色で径2㎝内外,梅花状。エングラー体系ではユキノシタ科として分類される。(2019.7.13)
本州(関東以西)~九州に分布,樹林におおわれた沢沿いの斜面に生える。地下茎は肥厚して斜上する。地上茎は直立して分枝せず,高さ40-70㎝に達し,全体にあらい毛がある。葉は広倒卵形~広倒披針形,長さ10-20㎝,幅6-12㎝で,柄は1-10㎝。茎の上部にふつう2-4対の葉が対生する。葉の基部は葉柄に沿下し,先端は2つに浅裂し,縁には先が芒状となる鋸歯があり,両面に粗い毛を散生する。茎の下部には鱗片状に退化した数対の葉がある。花期は7-8月,花序は頂生し,普通10-20対の花からなり,はじめは数個の苞に包まれて球状をしている。中性花は少数で,3(まれに2)個の卵形で白色はたは淡紅色の花弁状をした萼片よりなる。両性花はふつう白色で径2㎝内外,梅花状。エングラー体系ではユキノシタ科として分類される。(2019.7.13)
2019-07-16 00:00
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