フイリフモトスミレ [スミレの仲間]
スミレ交雑種を探して
3年前に見たミドリミツモリスミレのその後が気になり,自生地周辺を徘徊した。それらしい小さな葉は確認できたが,花をつけた別のスミレさえ見当たらない。尾根を下ったスギの林縁でタチツボスミレやマキノスミレはまばらに咲いているが,花をつけたフモトスミレは見つからなかった。代わりにフイリフモトスミレが多くなり,数年後にはミツモリスミレが見られるかもしれない。
3年前に見たミドリミツモリスミレのその後が気になり,自生地周辺を徘徊した。それらしい小さな葉は確認できたが,花をつけた別のスミレさえ見当たらない。尾根を下ったスギの林縁でタチツボスミレやマキノスミレはまばらに咲いているが,花をつけたフモトスミレは見つからなかった。代わりにフイリフモトスミレが多くなり,数年後にはミツモリスミレが見られるかもしれない。
フイリフモトスミレ(スミレ科)Viola sieboldii f. variegata 斑入麓菫
本州~九州(屋久島まで)に分布,照葉樹林の林縁,アカマツやコナラを主体とした二次林下,高原や日本海側では落葉樹林や草原など,水はけのよい向陽地から半日陰にかけて多い。この個体は明るいスギ林縁で撮影した。フモトスミレの葉に白い斑が入ったもので,ふつうに見られることが多い。葉の裏はフモトスミレ同様,紫色を帯びている。撮影地周辺では,ほとんどのものに斑が入っていた。花の径約1㎝,唇弁に細かな紫色のすじが入ること,側弁の基部に毛が密生することなど、葉に斑が入ること以外,フモトスミレとの違いはほとんど見られない。(2019.4.19)
本州~九州(屋久島まで)に分布,照葉樹林の林縁,アカマツやコナラを主体とした二次林下,高原や日本海側では落葉樹林や草原など,水はけのよい向陽地から半日陰にかけて多い。この個体は明るいスギ林縁で撮影した。フモトスミレの葉に白い斑が入ったもので,ふつうに見られることが多い。葉の裏はフモトスミレ同様,紫色を帯びている。撮影地周辺では,ほとんどのものに斑が入っていた。花の径約1㎝,唇弁に細かな紫色のすじが入ること,側弁の基部に毛が密生することなど、葉に斑が入ること以外,フモトスミレとの違いはほとんど見られない。(2019.4.19)
2019-04-29 00:00
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