ヒメミヤマスミレ [スミレの仲間]
あやふやな同定?
前日のフイリフモトスミレに隣接したところで撮影した。花はフモトスミレに類似しているが,葉の裏は淡緑色で紫色を帯びていない。証拠として撮影して図鑑等で調べてみたが,素人レベルではヒメミヤマスミレとした。いつもながら同定には全く自信はないので,忌憚のないご指摘をいただければありがたい。
環境省カテゴリでは特に指定されていないが,埼玉県では絶滅危惧Ⅰ類となっている。
前日のフイリフモトスミレに隣接したところで撮影した。花はフモトスミレに類似しているが,葉の裏は淡緑色で紫色を帯びていない。証拠として撮影して図鑑等で調べてみたが,素人レベルではヒメミヤマスミレとした。いつもながら同定には全く自信はないので,忌憚のないご指摘をいただければありがたい。
環境省カテゴリでは特に指定されていないが,埼玉県では絶滅危惧Ⅰ類となっている。
ヒメミヤマスミレ(スミレ科)Viola boissieuana var. boissieuana 姫深山菫
本州(関東地方以西)四国,九州にに分布,主に照葉樹林帯に生える。草丈は3-6㎝。葉は長さ1-3㎝で三角形に近い心形。フモトスミレ同様,側弁の基部に毛が密生するが,花弁はやや細い。フモトスミレとの違いは葉の鋸歯が粗く,歯の裏面が紫色を帯びない,といわれている。埼玉県西部標高約300mで観察したものであるが,花弁の形,葉のようすなどから四国や九州に多い典型的なタイプに近いと思われる。
フモトスミレの亜種とする考え方もあるが,「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)の学名ステイタスの標準に従い種として記述した。「日本のスミレ」(p181-P187)では,四国や九州に多い横倉型と東海型(神奈川県西部~東海地方,紀伊半島,四国の落葉樹林帯)に分けて詳細に解説されている。(2109.4.19)
【参考文献等】
いがりまさし 1996 日本のスミレ 山と渓谷社
米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://ylist.info
本州(関東地方以西)四国,九州にに分布,主に照葉樹林帯に生える。草丈は3-6㎝。葉は長さ1-3㎝で三角形に近い心形。フモトスミレ同様,側弁の基部に毛が密生するが,花弁はやや細い。フモトスミレとの違いは葉の鋸歯が粗く,歯の裏面が紫色を帯びない,といわれている。埼玉県西部標高約300mで観察したものであるが,花弁の形,葉のようすなどから四国や九州に多い典型的なタイプに近いと思われる。
フモトスミレの亜種とする考え方もあるが,「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)の学名ステイタスの標準に従い種として記述した。「日本のスミレ」(p181-P187)では,四国や九州に多い横倉型と東海型(神奈川県西部~東海地方,紀伊半島,四国の落葉樹林帯)に分けて詳細に解説されている。(2109.4.19)
【参考文献等】
いがりまさし 1996 日本のスミレ 山と渓谷社
米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList),http://ylist.info
2019-04-30 00:00
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