イソスミレ [スミレの仲間]
日本海沿岸貴重なスミレ
4年前に撮影した写真で恐縮するが,何度も行けるような自生地ではない。あえて古い写真を使わせていただく。
1928年(昭和3年),牧野富太郎博士が瀬波海岸(現・新潟県村上市)で発見したことから,セナミスミレともいう。生育地はイソ(磯)というよりは砂浜で,厳しい環境に生えるスミレである。発見地では絶滅の危機に瀕し,環境省カテゴリでも絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。砂浜の減少や開発,さらに盗掘やRV車の走行等がその一因ともいわれている。発見地とは異なる日本海沿岸の砂浜で撮影することができた。
4年前に撮影した写真で恐縮するが,何度も行けるような自生地ではない。あえて古い写真を使わせていただく。
1928年(昭和3年),牧野富太郎博士が瀬波海岸(現・新潟県村上市)で発見したことから,セナミスミレともいう。生育地はイソ(磯)というよりは砂浜で,厳しい環境に生えるスミレである。発見地では絶滅の危機に瀕し,環境省カテゴリでも絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。砂浜の減少や開発,さらに盗掘やRV車の走行等がその一因ともいわれている。発見地とは異なる日本海沿岸の砂浜で撮影することができた。
イソスミレ(スミレ科)Viola grayi 磯菫 別名:セナミスミレ
北海道南西部,本州(主に丹後半島以北の日本海側,八戸市あたりまでの一部太平洋側)に分布,海岸の砂浜に生える大型で美しいタチツボスミレの仲間。草丈は約20㎝,地下茎は砂の移動に耐えられるように丈夫で長い。花期の葉は幅広の心形,幅約4㎝,厚くて光沢があり,表側に巻く。花期は4月中旬~5月下旬,花の径は2-2.5㎝,花弁は丸くふくよかで,波打つものもあり,華やかである。(2015.4.24)
北海道南西部,本州(主に丹後半島以北の日本海側,八戸市あたりまでの一部太平洋側)に分布,海岸の砂浜に生える大型で美しいタチツボスミレの仲間。草丈は約20㎝,地下茎は砂の移動に耐えられるように丈夫で長い。花期の葉は幅広の心形,幅約4㎝,厚くて光沢があり,表側に巻く。花期は4月中旬~5月下旬,花の径は2-2.5㎝,花弁は丸くふくよかで,波打つものもあり,華やかである。(2015.4.24)
2019-04-25 00:00
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0