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ミヤマシキミ

有毒の常緑低木
 葉や果実はアルカロイドを含み有毒,枝葉のようすがシキミ(マツブサ科)に似ることが和名の由来という。シカの食害が酷い地域では目立つ低木となっている。かっては,頭痛やめまいのなどの民間薬,煎じた汁は虫下しとして用いられた。
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ミヤマシキミ(ミカン科)Skimmia japonica var. japonica 深山樒
 本州(関東地方以西),四国,九州に分布,低山の林内に生える常緑低木。雌雄異株で高さは1-1.5㎝。葉は互生,葉身は長さ6-13㎝,幅1.5-5㎝の倒卵状長楕円形,全縁で革質,表面には光沢がある。4-5月に円錐花序を出し,香りのある花(径約1㎝)を多数つける。雌花(写真下)には退化した雄しべ4個がある秋から冬にかけて果実(核果で径5-8㎜の球形)は赤く熟す。
花(写真下)を4月9日に追加した。(写真上・中2019.4.4 写真下2019.4.9)


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