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タカオスミレ [スミレの仲間]

こげ茶色の葉
 ヒカゲスミレ V. yezoensis の品種で,特徴は葉の表面が黒褐色であること。東京都・高尾山ではじめて採集された。花期が過ぎてから出てくる葉は緑色で母種との見分けが難しくなる。
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タカオスミレ(スミレ科)Viola yezoensis f. discolor 高尾菫
 沢沿いの湿り気のある半日陰の林縁などに生えることが多い。原記載では,葉の表面がこげ茶色から黒紫色で,その色が裏面まで透けてでるものとされている。裏面が緑色のものに対してはハグロスミレ f. sordida とする考え方もあるが、厳密に分けずに両方ともタカオスミレとする考え方もある。ここでは後者の考え方に従った。現在では自生が各地で確認されている。花の径は1.5-2㎝,白花弁には細かい紫色の筋が入り,ほのかな香りがする。(2019.4.4)

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