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ミヤマオダマキ

高山の岩礫地を彩る2
 頂上から少し下った一帯は写真のようなガレ場が続き、土石の流出を防ぐための土留めが施されている。そのような所には根を地中深く伸ばせる植物が優占している。
miyamaodamaki.jpg
ミヤマオダマキ(キンポウゲ科)Aquilegia flabellata var. pumila  深山苧環
 北海道、本州中北部に分布、高山の草地にはえる多年草。南千島、樺太、朝鮮北部にも分布。根は太く長く垂直に伸びる。根出葉は数個あり、2回3出複葉で、葉柄は5ー10㎝、第1小葉柄は2.5ー4㎝であるが、第2小葉柄はごく短い。小葉は扇形で、長さ1ー2㎝。茎の高さは10ー25㎝になり、葉柄とともに軟毛があり、1-数個の花をつける。花は径3ー4㎝、萼片は青紫色、広卵形で長さ2ー2.5㎝花弁は細めで、先の方の半分は白色、基部から距にかけては青紫色、長さ1ー1.5㎝、距は長さ1-1.5㎝で先は内側に巻く。
 鑑賞用のオダマキvar. flabellata はミヤマオダマキを改良したものと考えられている。(2018.7.18)

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