SSブログ

ナガホノナツノハナワラビ [シダの仲間]

花をつけない植物2
 鬱蒼とした森で久しぶりにナツノハナワラビを見つけた。冬緑性のフユノハナワラビは季節柄よく目立つが、多くの植物が生い茂る季節では気づかないことが多い。帰宅して撮影画像を拡大すると、ナツノハナワラビとは少し様子が異なることに気づいた。
nagahononatsunohanawarabi.jpg
ナガホノナツノハナワラビ(ハナヤスリ科)Botrychium strictum 
 北海道~九州(南部を除く)に分布、ナツノハナワラビと同じ分布域で、山林中に比較的まれに生じる夏緑性の草本。根茎は短く、直立。葉は高さ30-70㎝、栄養葉は2~3回羽状に深裂し、長さ15-25㎝、無柄。小羽片は狭い長楕円形、無柄。ナツノハナワラビに似ているが、小羽片基部の裂片が流れて羽軸には狭い翼があるのが特徴。胞子葉は穂状で細長く、2回羽状、羽片は短く、密につく。(2018.6.21)

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。