アズマツメクサ
気づき難い貴重種
よく見かけるツメクサ(ナデシコ科)に似て植物に興味のない者には、雑草と思うに違いない。多肉植物のベンケイソウ科には乾燥した環境に生えるものは多いが泥湿地では少ない。泥水を被った後で花の判別も厳しく掲載に迷うような写真であるが、記録として取り上げた。本種の産地は少なく、生育環境も限られる。環境省カテゴリでは準絶滅危惧(NT)に指定されている。
よく見かけるツメクサ(ナデシコ科)に似て植物に興味のない者には、雑草と思うに違いない。多肉植物のベンケイソウ科には乾燥した環境に生えるものは多いが泥湿地では少ない。泥水を被った後で花の判別も厳しく掲載に迷うような写真であるが、記録として取り上げた。本種の産地は少なく、生育環境も限られる。環境省カテゴリでは準絶滅危惧(NT)に指定されている。
アズマツメクサ(ベンケイソウ科)Tillaea aquatica 東爪草
北海道、本州に分布、水田や泥地にはえる1年草。高さ2ー5㎝、茎は基部から分枝し束生する。葉は対生、線状披針形で長さ約5㎜、幅約1㎜、開出または斜開する。花は4数性、葉腋に1個ずつつき、左右交互に咲く。
本種と同じ環境にはえるものには類似した植物があり、具体的に説明していただくことで、はじめて貴重な種であることに気づく。和名は、本種が東京で最初に発見され、外見がツメクサ(ナデシコ科)に似ることにちなみ、発見者の池野成一郞氏と牧野富太郎氏が命名した(1888)、といわれている。(2018.5.20)
北海道、本州に分布、水田や泥地にはえる1年草。高さ2ー5㎝、茎は基部から分枝し束生する。葉は対生、線状披針形で長さ約5㎜、幅約1㎜、開出または斜開する。花は4数性、葉腋に1個ずつつき、左右交互に咲く。
本種と同じ環境にはえるものには類似した植物があり、具体的に説明していただくことで、はじめて貴重な種であることに気づく。和名は、本種が東京で最初に発見され、外見がツメクサ(ナデシコ科)に似ることにちなみ、発見者の池野成一郞氏と牧野富太郎氏が命名した(1888)、といわれている。(2018.5.20)
2018-05-24 13:30
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