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キバナウツギ

黄花の空木
 5月は空木という名前をもつ樹木の花が見頃になる。この木の花を数回見たことがあるが、いずれも見頃を過ぎていた。偶然に見かけることが多く、狙いを絞りきれない種である。
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キバナウツギ(スイカズラ科)Weigela maximowiczii  黄花空木
 本州(秋田県~山梨県)に分布、深山に産する落葉低木。山地の林縁にはえて、高さ2-3m。枝には2裂に毛が生える。ほとんど無柄の葉は対生し、長さ3.5-9㎝、幅1-4㎝。両面とも有毛で、特に裏面中央脈上に開出毛が目立つ。4-6月、葉腋に緑色を帯びた淡黄色の花をつける。萼は花期後に脱落する。
 タニウツギ属Weigela には黄色の花冠をつけるものは本種とウコンウツギがある。ウコンウツギの萼は花期後も残り、亜高山帯や東北地方以北に産する。 (2018.5.13)

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