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ウワミズザクラ

面白い形状の花
 サクラの仲間には花が長い総状の花序に密集してつくものがある。花穂はブラシを連想させる形だ。
uwamizuzakura.jpg
ウワミズザクラ(バラ科)Padus grayana 上溝桜
 北海道(石狩平野以南)~九州(熊本県南部)の温帯に分布、日当たりのよい谷間や沢の斜面に好んではえる。落葉高木、幹は高さ15m、径50㎝になる。古来、ウワミズザクラの材の上面に溝を彫り、亀卜(きぼく)に使ったことが和名の由来といわれる。花期は4-5月。新枝の頂に多数の花をつけた総状花序を出す。花序は長さ8-10㎝、花は葉とともに開き径約6㎜。花序の枝に葉がないイヌザクラに対して、葉があるのが本種の特徴である。 (2018.4.16)

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