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ツルマサキ

夕刻からみぞれ
 雲一つない冬晴れが続き、高い所にある被写体を撮影する機会がなかった。やっと高曇りになったので近くのマイフィールドに出かけた。撮影を終えると本曇りとなり、夕刻からみぞれ模様に急変した。明朝は雪化粧した美しい山並みが臨めることだろう。
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ツルマサキ(ニシキギ科)Euonymus fortunei 蔓柾
 北海道~沖縄に分布、暖帯及び温帯の林内にはえる常緑藤本。枝の各所から長さ数ミリの気根を束生し、地表をはうか樹上によじ登る。若い枝は緑色で丸く、こぶ状の細かい突起がある。主幹は他の木によじ登るが、枝は自立して枝を横に張り出している。写真①では、台になる木の裏側で主幹(太さ約10㎝)を伸ばし、高い所までよじ登っている。写真④の主幹はまだ若く、緑色が残っている。
 花期は6-7月、淡緑色の花は4数性で径約5㎜。果実は蒴果、球形で径5-6㎜、10-11月に熟す。熟した果実は4裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が目立つようになる。
 秩父地方の最低気温は連日氷点下で、手の届く種子は完熟してまもなく落下する寸前である。野鳥の好きな種子と思われるが、この日はほとんど見かけなかった。
写真は上から①~④
(①②:2017.12.8 ③④:2017.6.6)

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