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ギンリョウソウモドキ

腐生植物
 木の葉が散りはじめて明るくなってきた落葉樹林では、普段見かけないものを目にするようになった。
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ギンリョウソウモドキ(ツツジ科)Monotropa uniflora 銀竜草擬 別名:アキノギンリョウソウ
 本州~九州に分布、山地のやや暗い所に生え、葉緑素を欠く多年草。全体に白色で、高さ10-30㎝。花期は8~9月、茎の先に1個の花をつける。晩夏から秋に咲くことから別名がある。近縁のギンリョウソウの花期は5~6月。果実が上向きにつく蒴果であることも特徴の一つ。菌類から養分を得る「腐生植物」と呼ばれてきたが、菌類に依存することから「菌従属栄養植物」とも呼ばれている。
 マイフィールドでは圧倒的にギンリョウソウが多い。秋の長雨の季節になると、毎年同じ場所で観察することができる。今年前半は渇水状態であったが、夏から天候不順で雨も多く、早めに咲きはじめた。(写真上2017.11.29 下2017.9.2)

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