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ヒサカキ

黒い実シリーズ
 花の少ない季節になり、相変わらす実を取りあげる。明日は早いもので師走の1日。神棚にあげるサカキを用意している家もあると思う。
hisakaki.jpg
ヒサカキ(モッコク科)Eurya japonica var. japonica 姫榊
 本州(岩手県・秋田県以南)~沖縄に分布、やや乾燥した丘陵にふつうに見られる常緑の小高木または低木。雌雄異株。クロンキストやエングラー系ではツバキ科として分類されている。本来、神棚にあげるのはサカキ(榊)であるが、分布していない地域ではヒサカキを用いる。ヒサカキの葉縁には鋸歯があるが、サカキの葉は全縁である。両種とも照葉樹林の主な構成種といわれている。埼玉県内では、本種は平野部から低山でふつうに見られるが、寒い秩父地方では個体数は少なくなる。
 黒い実を意識して撮影したが、今年伸びた枝には黒ぽい蕾もついている。花期は3~4月、花弁は帯黄白色、ときに淡紫色を帯びる。花には強い臭気がある。(2017.11.26)

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