ヒナヒゴタイ

貴重な残り花
　この写真もダンギクと同じ目的で取りあげた。類似しているヒメヒゴタイに比べて分布が限られている。状態の良い個体を探したが、見頃を過ぎて枯れはじめているものが多かった。

ヒナヒゴタイ（キク科）Saussurea pulchella 雛平江帯
　九州に分布、朝鮮半島南部・中国にも分布する越年草。類似するヒメヒゴタイとの違いは総苞の形。広鐘形のヒメヒゴタイに対して、本種は筒形であることで区別する。総苞の部分を意識して撮影したが、花期を過ぎているため茶色に変色して区別しにくい。 (2017.11.1)