SSブログ

ダンギク

残り花で我慢
 イトラッキョウのはえる岩場周辺では、この地方特有の植物を見ることができる。本種の花期は9-10月、この時期に見ることは難しく、花はこれだけ。分布域を考えると再び見ることはできないだろう。恥ずかしい写真をあえて取りあげた。
dangiku.jpg
ダンギク(シソ科)Caryopteris incana 段菊
 九州北部・対馬に分布、日当たりのよい草地にはえる多年草。主な分布は朝鮮半島から中国といわれる。クロンキストやエングラーではクマツヅラ科に分類されている。全体に軟毛があるため灰緑色に見える。茎の下部は木化する。草丈は30-80㎝。花は茎の上部の葉腋に集散花序となり、輪状に密につく。和名に菊がつくがキク科とは無縁。

 イトラッキョウと同じような所にはえていたが、ほとんどの葉は枯れはじめていた。ダンギクの撮影に、この地を訪れるためには時間と経済的な余裕が求められる。 (2017.11.1)

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。