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ツルニンジン

大豊作
 天候不順の影響を受けて野菜の作柄は芳しくない。人の手が加わらない自生種は、さらに様々な環境の影響を受けて花をつける。いつもの場所で例年以上に花付きの良いものを見つけた。
 時々訪れるマイフィールドには特に珍しい植物はないが、春から秋まで様々植物が咲く場所だ。毎年ツルニンジンを見てきたが、今年ほど花をつけた年はない。蕾の状態から花冠が子房が膨らんだ状態(写真下)まで観察できた。
 ※ 写真は上から順に上,中,下
tsuruninjin.jpgtsuruninjin2.jpgtsuruninjin3.jpg
ツルニンジン(キキョウ科)Codonopsis lanceolata 蔓人参 別名:ジイソブ(爺
北海道~九州に分布、山麓の林縁に生える多年草のつる草。花冠は広鐘形で長さ25-35㎜、内部に紫褐色の斑点がある。根がチョウセンニンジンに似て、茎がつるになるのでこの名があるという。別名の「ソブ」はそばかすの意味。ツルニンジン属Codonopsis には本種とバアソブがあるが、花冠の外側が緑白色で紫を帯びていないこと、葉がほとんど無毛であることで区別している。圧倒的にツルニンジンが多い。独特の臭いがあり、茎を切ると白い汁を出す。 (2017.9.2)

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