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アカショウマ

向暑の候
 蒸し暑い日が多く閉口している。花の端境期であるが、チダケサシの仲間Astilbe が咲きはじめた。この花が咲きはじめると、梅雨明けが近いことを実感する。
akasyouma.jpgakasyouma2.jpg
アカショウマ(ユキノシタ科)Astilbe thunbergii var. thunbergii 赤升麻
 本州(東北地方南部~近畿)、四国に分布、山地のやや明るい林床や林縁に生える高さ40-80㎝の多年草。葉は3回3出複葉で、葉柄の基部や節に褐色の毛がある。サラシナショウマ(キンポウゲ科)に花序の形が似て、根茎が赤みを帯びることが和名の由来といわれている。撮影した株は、登山道整備の草刈りでは意図的に残されている。

 同属Astilbe のトリアシショウマに似るが、花序の最下部の違いで見分けることができる。最下の側枝を除いて分枝しないことが本種の特徴だ。この仲間は変異が大きく、地域や個体差による変種及び品種があることが知られている。(2017.7.2)

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