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コメバツガザクラ [ツツジの仲間]

八ヶ岳の花巡り
 ツクモグサやオヤマノエンドウに比べると派手さは少ない。稜線の岩稜帯で見られるが、厳しい環境の中でも岩や背丈のある植物に囲まれた場所に根を張っている。高山植物に共通することだが、この適応力には感心するばかりである。
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コメバツガザクラ(ツツジ科)Arcterica nana 米葉栂桜
 北海道、本州中部以北に分布、高山の岩場や砂礫地に生育する常緑小低木。茎は地をはい、上部は高さ10㎝ほど立ち上がる。革質の葉は3枚輪生し、長さ5-10㎜。花はふつう3個ずつついている。葉が米粒状であることが和名の由来、全体の雰囲気はツガザクラを感じさせるが、別属である。元データーの写真で花を拡大すると、中に昆虫らしき生物が入っているのが確認できる。
(2017.6.12)

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