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クワガタソウ

ゴマノハグサ科からオオバコ科へ
 花のつくりからクワガタソウ属であることが容易に想像できる。クロンキストやエングラーの分類ではゴマノハグサ科とされていた。今でも観察する時に「前はゴマノハグサの仲間」といった方が分かりやすい。
kuwagatasou.jpg
クワガタソウ(オオバコ科)Veronica miqueliana 鍬形草
 本州太平洋側(東北地方南部、関東・中部地方、紀伊半島)に分布、山中に生える多年草。茎は高さ10-20㎝、同じ地下茎から数本の茎が直立または斜上、曲がった毛を散生することなどが特徴。よく似たヤマクワガタソウの茎は、分枝して地に伏すこと、根を下ろして広がること、やや密生する開出毛が特徴で、標高の高いブナ林から亜高山針葉樹林に生える。
 和名の由来は、果実につく萼が兜の鍬形に似ることによる。花はもろく、少し触れるとポロッと落ちてしまう。(2017.5.20)

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