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ラショウモンカズラ

シソ科の花1
 立夏を過ぎた頃、秩父盆地の丘陵や山麓を歩くと、落葉広葉樹林下で青紫色の花が彩りを添えていた。最近観察したシソ科の花を3回に分けて掲載したい。
rasyoumonkazura.jpg
ラショウモンカズラ(シソ科)Meehania urticifolia 羅生門葛
 本州~九州に分布、山の木陰で湿った所に生える多年草。和名の由来は大きく突き出した花を、渡辺綱が羅生門で切り落とした鬼女の腕にたとえて、この名があるという。青紫色の花冠は長さ4-5㎝、多くの花は同じ方向に向いている。花を撮影していると、特有の香気が漂ってくる。花が咲きそろう頃から、茎の下部から長い走出枝を伸ばして葛(かずら)のように見える。花より上に伸びている走出枝は、数日後には花を覆い隠すほど繁茂する。(2017.5.7)

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