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コゴメウツギ

ふつうに見られる低木
 絶滅の危機に瀕する植物を保存記録することは重要だ。一方、どこにでも見られるふつうの植物を写すことも心がけている。あまり見向きもされない、ありふれた花をより美しく撮れたらいいのだが・・・
kogomeutsugi.jpg
コゴメウツギ(バラ科)Neillia incisa 小米空木
 ウツギ属Deutziaのウツギ、別名ウノハナ(卯の花)とは全く別な仲間の植物だ。小さな花のつくりを観察するとバラの仲間であることが分かる。和名に「ウツギ」がつく植物数は100種を越えると思われる。茎が中空であることがウツギ(空木)の由来になっているようだ。
 北海道~九州に分布、低山地にふつうに生える。太平洋側に多いといわれている。高さ1-2mの落葉低木、よく分枝し、枝の先は下に垂れるように伸びる。秩父盆地では日当たりの良い尾根や林縁、林道脇などで見かける。花付きの良いものを選んで毎年写しているが満足した写真が撮れない。花序のようすが砕けた小米に見立てたことによる。(2017.5.14)

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