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タニギキョウ

数で勝負
 小さな花で植物に関心のない方は気づかない植物かもしれない。一見ハコベの仲間のような咲き方だ。
tanigikyou.jpg
タニギキョウ(キキョウ科)Peracarpa carnosa 谷桔梗
 北海道~九州に分布、山地の林下や湿気のある所に生える。茎は下部が匍い、上部は立ち上がって高さ10㎝前後。地下に分枝する根茎をもつことから群落を形成しやすい。花(長さ5-8㎜)は小さいが、まとまって咲くので意外によく見かける。名のとおり谷間に群落を見かけるが、撮影した群落は舗装路脇の日当たりの良い法面である。おそらく土壌の水分が十分に保たれ、日当たりでも生育条件が整っているのだろう。花期が6-8月と示す図鑑が多いが、実際にはこれより早く春から夏に咲くことが多いと思われる。以前、
新潟県の低地で4月下旬に咲いていたのを確認している。(2017.5.12)


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コメント 2

松田

至仏山の登山口で、いつもこのタニギキョウが出迎えてくれるので、
すっかり馴染の植物になってます。
スミレ巡りも最終章。6月の白駒池、そして7月の至仏山山開き登山
で閉幕です。
いよいよ夏の植物ですね。

by 松田 (2017-05-18 11:10) 

hanameguri

先日はありがとうございました。
至仏山、山開きの頃は良いですね。
白駒池に近い南八ヶ岳中腹から稜線にも黄色のスミレが咲きます。
梅雨が明けるまでは、色々な花が楽しめそうです。
by hanameguri (2017-05-18 11:56) 

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