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ヤマウツボ [寄生植物]

奇妙な花
 何という不気味なものだろう。はじめて見た時の感想だ。近くに咲くイチリンソウを撮影している時にに見つけた。アズマネザサが侵入してイチリンソウは激減したが、ヤマウツボは健在である。
yamautsubo.jpgyamautsubo2.jpg
ヤマウツボ(ハマウツボ科)Lathraea japonica 山靫
 和名の由来は、花穂を矢を入れる靫(うつぼ)に似ることによる。本州(関東以西)、四国、九州に分布、やや湿気のある落葉樹林に生える。葉緑素を欠く寄生植物。根に寄生して地下茎を伸ばし、所々から地上に直立する花茎を出す。ブナ科、カバノキ科、ヤナギ科などの樹木に寄生するといわれている。この自生地を構成する主な樹木はケヤキとトチノキで、いずれも大人一人では抱えられないほどの巨木である。
(2017.4.24)

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