ブコウマメザクラ
発見地は武甲山
1936年に武甲山で採集された標本を基づき,本田正次氏(東京大学名誉教授)がタカネザクラの変種として命名したが,1953年原寛氏(東京大学教授)によってマメザクラの変種(石灰岩地に適応分化した型)として改められ,ブコウマメザクラと命名された。現在では,奥多摩・秩父・妙義山系に分布しているがことが知られている。
1936年に武甲山で採集された標本を基づき,本田正次氏(東京大学名誉教授)がタカネザクラの変種として命名したが,1953年原寛氏(東京大学教授)によってマメザクラの変種(石灰岩地に適応分化した型)として改められ,ブコウマメザクラと命名された。現在では,奥多摩・秩父・妙義山系に分布しているがことが知られている。
ブコウマメザクラ(バラ科)Cerasus incisa var. bukosanensis 武甲豆桜 旧名 ブコウタカネザクラ
本州(埼玉県秩父,群馬県南西部,東京都奥多摩)に分布,石灰岩地に多く見られるが,石灰岩地以外にも生える落葉小高木。葉は互生,葉身は5-8㎝の広倒卵形,先端は急に短く尖り,縁には欠刻状の重鋸歯がある。鋸歯の先はあまり尖らない。蜜腺は葉身の基部にある。
花期は3-4月。葉の展開前またはほぼ同時に開花する。花弁は長さ約1㎝,微かに紅色を帯びた白色~淡紅紫色で,しばしば先端部の色が濃い。
マメザクラより葉が大きく,円みがある。また萼筒は細長く,雌しべの柱頭は雄しべの葯よりも長く突き出ることが多い。マメザクラの柱頭は普通雄しべの葯とほぼ同位置。(2023.3.22)
本州(埼玉県秩父,群馬県南西部,東京都奥多摩)に分布,石灰岩地に多く見られるが,石灰岩地以外にも生える落葉小高木。葉は互生,葉身は5-8㎝の広倒卵形,先端は急に短く尖り,縁には欠刻状の重鋸歯がある。鋸歯の先はあまり尖らない。蜜腺は葉身の基部にある。
花期は3-4月。葉の展開前またはほぼ同時に開花する。花弁は長さ約1㎝,微かに紅色を帯びた白色~淡紅紫色で,しばしば先端部の色が濃い。
マメザクラより葉が大きく,円みがある。また萼筒は細長く,雌しべの柱頭は雄しべの葯よりも長く突き出ることが多い。マメザクラの柱頭は普通雄しべの葯とほぼ同位置。(2023.3.22)
2023-04-03 06:00
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