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オクヤマコウモリ [キクの仲間]

葉柄に明瞭な翼
 真夏を過ぎるとコウモリソウの花を見かけるようになるが,写すことはほとんどなかった。トラキチランを探している時,翼のある葉柄のコウモリソウが気になって撮影した。変種名 alatus には`翼の’という意味がある。
okuyamakoumori.jpgokuyamakoumori2.jpg
オクヤマコウモリ(キク科)Parasenecio maximowiczianus var. alatus 奥山蝙蝠
 本州(中部地方太平洋側)に分布,温帯の適湿の林下に生える多年草。
 コウモリソウの変種で,写真下のように茎の中部の葉には翼があって,基部は茎を抱くことが母種とは異なる。以下はコウモリソウの解説。

 深山の適湿の林下に生える。地下茎は横に短く匍い,新苗をつくる。ときに群生する。茎は細くて短く,高さ30-70㎝。下部に縮れた毛がある。
 葉は3角状矛形で5浅裂,長さ8-10㎝,幅13-15㎝,頂裂片は最も大きくて,鋭尖頭。

 花期は8-10月。頭花は少なく,疎らな円錐花序を着ける。総苞は長さ7.5-10㎜,総苞片は6-7個。小花は6-10個。(2022.8.24)


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