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ルリニワゼキショウ

今日も帰化植物
 秩父市には市街地から眺望のきく都市型ダムがある。完成してから20年以上が経過するが,ダム建設による残土の埋立で広大な平地が生まれた。病院や施設が少しずつ建てられているが,それもごく一部。樹木はわずかな生えてきたが,いまだに単純な植物相の草原が広がり,舗装の砂利道には帰化植物が定着している。
 最近,あまり見かけないニワゼキショウに気づいた。花や翼のある葉から1本の茎に1花序を着けるヒトフサニワゼキショウに似ているが,花序が分岐することで異なる。花は1日花と思われる。
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ルリニワゼキショウ(アヤメ科)Sisyrinchium angustifolium 瑠璃庭石菖 別名 アイイロニワゼキショウ,ヒレニワゼキショウ 
 北アメリカ原産で1年生草本。全体に無毛で,基部は分岐して高さ50㎝ほどになる。葉は扁平で幅があり,2.5-7㎜。花期は5-6月。茎の先にニワゼキショウよりもやや小形な花を着け,花茎の翼が目立つ。花被片にはニワゼキショウのような紫色の筋はなく,花被片の先が芒のように尖る。雄しべは合着して外に突き出る。(上2021.5.28 下2021.6.1)


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